興味はあるけれども、どうすればいいか分からない。そんなものの中に、しいたけ栽培もあるのではないでしょうか?
しかし、自分で育てて収穫した、しいたけの味は格別です!
その夢を叶えてくれるのが、「もりのしいたけ農園」の「しいたけ栽培キット」です。
なお、おすすめ栽培温度は、朝~夕方(日中)が20~23℃、夕方~朝(夜間)が18℃以下です。
そのため、春から夏、夏から秋にかけての時期がちょうど良さそうです。
販売元である森産業株式会社とは?
「もりのしいたけ農園」の「しいたけ栽培キット」を販売しているのは、森産業株式会社。
「昭和17年世界ではじめて種駒によるシイタケの人工栽培法を完成」とウェブサイトにあるように、シイタケをはじめとしたキノコ類を専門に製造している会社です。
当然ながら、商品に対する信頼度も高いですね。
楽天市場に、公式ストアがあります。
しいたけの栽培方法は?
「しいたけ栽培」が初めての場合、「栽培容器付き」のものにしておくと便利です。
天井の小さな空気穴以外は密閉されているため、乾燥を防ぐこともでき、しいたけが育つのに快適な環境を作りやすいためです。
2回目以降、あるいは栽培経験のある人は、ブロックのみ購入することも可能です。
私は4月中旬に購入し、届いたその日から栽培を開始しました。
箱の中には、「栽培ブロック」「栽培説明書」「栽培容器」が入っていました。
箱に書かれている栽培手順と、「栽培説明書」に書かれている栽培手順は、微妙に言い回しが違うため、両方を参考にする方がいいかもしれません。
栽培方法は、以下のとおりです。
最初に、「栽培ブロック」を袋から取り出します。
水気を含んだ木の表面は、あちこちが白くなっています。
取り出した木を「栽培容器」の中に入れました。
続いて、「栽培ブロック」を水洗いします。
水道水使用可とのことなので、「栽培容器」に入れたまま、木の表面を洗いました。
「軽く手でなでるようにして、表面をぬらす程度」とのことなので、恐る恐る全体を濡らしました。
「栽培容器」に入れ、4~5回霧吹きでたっぷりと、またはコップの水をかけてまんべんなく表面を濡らします。
100均で買ってきた霧吹きで水をシューシュー吹き付けます。
「栽培容器」の上部を取り付けます。
1日に1度、霧吹きで表面を濡らします。
「ブロック表面が乾きますと、シイタケの芽が出ないこともあります」との注意書きがあったため、水やりは忘れないように気をつけなければなりませんね。
5日~2週間すると、小さいシイタケの芽が出てくるようです。
栽培開始2日目(しいたけが届いた日の翌日)
私の場合、商品が届いた翌日には、上の画像のように、芽らしきものが出てきました。
栽培開始から3日目
3日目には、ニョキニョキと伸び始めました。
栽培開始から4日目
4日目には、笠らしきものができ始めました。
栽培開始から6日目
6日目になると、しいたけらしい形になってきました。
栽培開始から7日目
7日目には、しいたけの裏側を覗いてみました。
しっかりとヒダができているので、そろそろ良さそうですね。
栽培開始から8日目
容器がパンパンになるほど大きくなってきたので、大きな笠のものだけ収穫しました。
形はいびつで、笠の色も濃い茶色ではありませんが、かなりの大きさです。
大量に収穫できました。3分の2ほどをこの日に収穫し、残りすべてを翌日に収穫しました。
すべてを収穫した後、バケツに水をたっぷり入れ、24時間程度漬け込みます。
1回目の時のようにすぐには成長しませんでしたが、1週間ほどするとしいたけが再び生え始めます。
2回目では、1回目の半分くらいの量が収穫できました。
その後、2~3週間ほど休ませます。この期間中は、毎日、霧吹き等で水をかけます。
再び、ブロックを水に漬け込みます(8~15時間くらい)。
2回目同様、1週間くらい後に、しいたけが生え始めます。
が、3回目の収穫量はわずかでした。
しいたけ栽培まとめ
しいたけ栽培をするのが初めての場合、栽培容器付きの「しいたけ栽培セット」を利用すると便利です。
すでに容器がある場合、ブロックのみでOKです。
開封してから1週間~10日くらいで、しいたけを収穫できます。
2回目は1回目の約半分、3回目もわずかながら収穫できます。