子どもが「パズルをしたい」と言い出したので、1,000ピース(50cm x 75cm)のパズルを買いました。
ところが、合わせて買おうと思ったパズルフレームの値段の高さにびっくり!
どれも、そこそこの値段です。
そこで、100均アイテムを使ってパズルフレームを自作することにしました。
パズルフレームの費用を少しでも抑えたい方の参考になれば幸いです。
パズルフレームは、100均「貼れるボード」で作れる!

100均ダイソーには、「貼れるボード」(45cm x 30cm)という商品があります(税込110円)。
木工用具近くにあった図画工作関連コーナーにありました。
「貼れるボード」は紙製ですが、ダンボールのような厚み(5mm)があり、剥離紙を剥がすとボード全体が粘着面になります。
そのため、「貼れるボード」さえあれば、パズルの前面に取り付ける透明シートが不要になります。
ピースの少ないパズルであれば「貼れるボード」1枚で十分ですが、今回は1,000ピース(50cm x 75cm)のため、合計4枚が必要になります。

フレームには、同じく100均ダイソーの角棒(S-6)を使います。
幅9mmで長さが90cmあります。
税込110円で2本入のため、合計2セット4本を購入します。
三角吊カンは100均セリアで購入!
最後に、フレームを壁に取り付けるための金具「三角吊かん」を探しました。
ところが、ここで問題発生!
なんとこの商品、ダイソーでは扱っていなかったのです。
ダイソーの店員さんによると、「ダイソーでは扱っていませんが、セリアへ行けば置いていると思います」とのこと。

近くにあるのは割と小さめのセリア店舗だったため商品があるかどうか心配でしたが、金具コーナーに「三角吊金具」として売られていました。
これで材料が揃ったので、パズルフレームの制作に取りかかります。
パズルフレームの作り方は?
以下、パズルフレームの作り方について、順を追って説明します。

最初に、4枚の「貼れるボード」をガムテームで合体させます。
「貼れるボード」は横45cm x 縦30cmのため、4枚を貼り合わせた時の大きさは横90cm・縦60cmです
「ガムテープだけで大丈夫?」と思われるかもしれませんが、後ほど完成パズル全体と角棒のフレームを貼り付けるので強度は問題ありません。

「貼れるボード」の剥離紙を少しだけめくり、縦に1本・横に1本の角棒を貼り付けます。
この時点で角棒を短く切っておく必要はありません。
なお、「貼れるボード」の剥離紙は、かなり剥がしにくいです(私だけかもしれませんが)。
剥離紙を剥がす際は、剥がしたところが粘着面になっているか確認してください。

通常はパズル購入時に付属の糊付けが先です。
しかし、パズル購入時に付属の糊は光沢を出すのが主たる目的のため、パズルを移動させる際にピースがポロポロ落ちてしまいます。
一方、「貼れるボード」の表面は粘着面になっています。
そのため、剥離紙を少し剥がしてはピースを貼り、また少し剥がしてはピースを貼るというように、「貼れるボード」に直接貼る方が効率良く作業を行えます。

ピースをすべて貼り付けた後、残りの角棒2本をぴったり合わせます。
4本の角棒を貼り付けた後、はみ出した角棒をのこぎりで切り落とします。

角棒を切った後、カッターで「貼れるボード」の不要部分を切り落とします。
「貼れるボード」は紙製ですし、角棒に沿って切るため、簡単にきれいに切れます。

100均で作ったとは思えない出来になっているはずなので、この時点で「ウォーッ」となるはずです。
角棒の強度に不安のある人は、四隅に釘を打ち付けて角棒と角棒をしっかり固定させるのも良さそうです。

角棒の上部2ヶ所にカッターで切り込みを入れ、三角吊金具を取り付けます。
多少見栄えが悪くても、表からは見えないので大丈夫です。

パズル購入の際に添付されている糊は、この時点でつけると光沢が出てきれいになります。
最後に「三角吊金具」にひもをつけ、壁に掛けると完成です。
フレームは角棒そのままでもきれいですが、うちの子が色を塗りたがったので、フレームを油性ペンで色付けしました。
以上、すべて100均アイテムで完成しました。
「貼れるボード」4枚(440円)、角棒2セット4本(220円)、三角吊金具1セット(110円)で、合計税込770円で制作できました。