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小豆島|車なし・バスだけで巡る1泊2日旅:荷物の預け先情報も満載!

今回の小豆島への旅(2025年11月)は、自家用車を持ち込まず、島内ではバスのみ利用

車なしの旅は少々不安でしたが、小豆島はそれでも十分楽しめることが分かりました。

前回訪問時は、自家用車をフェリーに乗せ、高松から小豆島へ入っています。

その時は小豆島国際ホテル(夕食・朝食付きプラン)を予約し、
「エンジェルロード」
「二十四の瞳映画村」
「マルキン醤油記念館」
「オリーブ公園」
へ出かけました。

そのため今回の旅では、これらのスポットへの訪問を外しています(※オリーブ公園を除く)。

前回の旅の詳細については、別記事でまとめています。

メニュー

土庄港近くの旭屋旅館に宿泊

今回予約したホテルは、土庄港のすぐそばにある「旭屋旅館」。

11月の土曜日泊にもかかわらず、朝食付き・1人あたり8,000円未満で予約できました。

予約した部屋はバス・トイレ無しでしたが、旅館には大浴場もあります。

また、土庄港近くにあることから、旅の拠点として申し分ありません。

さらに、レンタサイクル(朝7時~夜8時)も扱っておられます。

レンタサイクルが使えると行動範囲も広がるため、自家用車を使わない人にはとてもありがたい宿です。

ジャンボフェリー往復運賃は、自由席で約5,000円

神戸港から小豆島への往復便の運賃は、驚くべき低価格

ジャンボフェリー

予約(自由席)は、ジャンボフェリー公式サイトから行いました。

神戸港▶小豆島・坂手港(さかてこう)、坂手港▶神戸港で、往復5,070円(片道あたり2,535円)。

この価格であれば、いつでもパッと出かけられますね。

自由席には、リクライニング席とボックス席、のびのび席(横になって過ごせる席)があります。

枕(ネックピロー)や耳栓、アイマスクは、100均ダイソーで事前に用意しました。

行きは神戸港深夜1時00分発・坂手港7時15分着(りつりん2)、帰りは坂手港17時45分発・神戸港21時00分着(りつりん2)。

この行程だと、到着日の朝から翌日の夕方まで、小豆島の旅を満喫できそうです。

JR三ノ宮駅前からジャンボフェリーのりばへの有料連絡バス

ジャンボフェリーは、「神戸三宮フェリーターミナル」から出航します。

JR三ノ宮駅から「神戸三宮フェリーターミナル」へは徒歩圏内(1.7km)ですが、大きな荷物を持ちながらの移動は大変です。

そこで今回は、有料連絡バス(片道230円)を利用。

有料連絡バスは、JR三ノ宮駅の目の前にある商業施設「ミント神戸」1階の「バスターミナル」から出発します。

JR三ノ宮駅前からジャンボフェリーのりばへの有料連絡バス

23時半の有料連絡バスの場合、6番のりば(四国方面)から出発。

利用客が多い場合、バスには乗り切れないため、徒歩で移動するか、タクシーを利用するかになります。

神戸三宮フェリーターミナルには自販機以外、何もなし

「神戸三宮フェリーターミナル」に売店はありません。

駅の待合室のような殺風景なところで、フェリーのりば窓口とトイレ、自販機以外は何もありませんでした。

神戸三宮フェリーターミナル

飲み物は、通常の自販機価格で良心的です。

ジャンボフェリー深夜便の自由席には、寝る場所なし

ジャンボフェリー深夜便(りつりん2)の自由席では、のびのび席(横になって過ごせる席)で横になろうと思っていました。

のびのび席は船内の3階と4階にあるのですが、いずれも満席。

仕方なく、リクライニング席(2階にある椅子席)へ向かったのですが、こちらも満席。

最悪でも椅子席には座れるだろうと私は思っていましたが、甘かったです。

実際、私たちのように、どの席も確保できない人は数多く(50人くらい?)いました。

では、こういう人たちはどうするか?

船の通路には、自由に使えるござが用意されていて、このござを使って、空きスペースで席を確保してくださいということのようです。

ところが、そのござは縦90x横90cmくらいで小さく、一人がやっと座れるくらいの大きさ。

私は、ござを船内通路に敷いて横になりましたが、当然ながら床は硬く、背中が痛くなりました。

そして、ほぼ一睡もできませんでした。

次回小豆島をフェリーで訪れる際は、有料のプレミアム席を確保するか、昼行便を使うかになりそうです。

坂手港ターミナル前バス停の場所は?

ジャンボフェリーは、定刻どおり、朝7時15分ぴったりに坂手港へ到着しました。

路線バスは、坂手港ターミナル前バス停から7時41分に出発します。

坂手港ターミナル前バス停の場所は?

坂手港ターミナル前バス停は、坂手港「さかてらす」の建物の目の前にあるため、ここを見落とすことはありません。

また、島内をバスで移動する人はあまりいないため、人が多すぎて乗れないこともなさそうです。

坂手港 SHIP’S CAT(シップス・キャット)
坂手港 スターアンガー

バスが到着するまでの時間を活用し、「さかてらす」4階にある「SHIP’S CAT(シップス・キャット)」や、坂手港のシンボル・モニュメント「スターアンガー」を見ました。

旅の始まりを感じさせてくれるモニュメント、ワクワクしますね。

車なしの場合、土庄港-安田バス停を中心に旅行プランを作成

車なしの場合、島内の移動はオリーブバスを利用することになります。

車なしの場合、土庄港-安田バス停を中心に旅行プランを作成

オリーブバスには様々な路線がありますが、最も本数が多いのは、土庄港-安田バス停の区間

「坂手線」
「南廻り福田線」
「田ノ浦映画村線」
の3つの路線すべてが通るためです。

この区間には、土庄港、池田港、オリーブ公園、草壁港などがあります。

この区間外の主要観光スポットとしては、
「寒霞渓」
「二十四の瞳映画村」
「エンジェルロード」
があります。

「寒霞渓」へ向かう際は、季節によって無料シャトルバスが出ています。

「二十四の瞳映画村」へ向かう際は、「オリーブ公園口」バス停前にある「オリーブビーチ」から出航している渡し舟を使うと便利です。桟橋に舟がいない場合は、船頭へ連絡すると、随時運行していただけます。

「エンジェルロード」へ向かう際は、近隣のレンタサイクルを利用すると便利です。「エンジェルロード」前には、無料で利用できる駐輪場があります。

これらをうまく旅行プランに組み入れることで、ほぼすべての主要スポットへ出かけることができます。

オリーブバス利用の際は、回数券か1日乗車券がお得

お得なバス乗車券としては、1日乗車券と回数券があります。

バスの利用頻度が高い人には1日乗車券がお得ですが、それほど使わない場合は回数券の方がお得です。

オリーブバス利用の際は、回数券か1日乗車券がお得

1日乗車券は坂手港「さかてらす」でも購入できますが、回数券はバス車内で購入するのが簡単です。

信号で止まった時などに運転手さんへ伝え、回数券の代金3,000円を支払います。

回数券には200円券、100円券、50円券がついており、合計3,400円分あるため、400円もお得。

なお、回数券を使ってバス運賃を支払う際は、バス乗車時に整理券を忘れず取りましょう。

小豆島で朝ごはんの確保は難しい【1日目朝】

小豆島には、モーニング営業をしているカフェがほとんどありません。

坂手港「さかてらす」にあるカフェの営業時間も9時~18時。

そのため7時15分着の深夜便で到着すると、坂手港のカフェはオープン前です。

小豆島 喫茶 茶囲夢

そこでバスで移動し、「喫茶 茶囲夢(営業時間:7時~17時)」(Googleマップ)というところでモーニングをいただくことにしました。

バスは「坂手線(上り)」。

坂手港ターミナル前7時41分発で、日方で下車(7時58分)。運賃は500円。

ところがここでハプニング発生。

事前に電話でモーニング営業しておられることを確認していたのですが、カフェへ到着すると、
「パンを買い忘れたので、コーヒーしか提供できません」
とのこと。

モーニングが食べられない事態は、まったく想定していませんでした。

朝ごはんは事前に用意しておき、坂手港で食べるのがベター

坂手港さかてらす

これは現地へ着いてから分かったことですが、坂手港「さかてらす」の3階フロアには乗下船フロアがあります。

坂手港さかてらす

このフロアには、自由に使えるテーブル席があるため、とても便利です。

JR三ノ宮駅付近のコンビニなどで事前にパンや飲み物を調達しておき、ここで食べるのが現実的な方法に思えました。

西村高木明神社へ【1日目朝】

西村高木明神社
西村高木明神社

朝食は食べられませんでしたが、日方バス停の近くにある「荒魂神社(西村高木明神社)」(Googleマップ)へ出かけることにしました。

「荒魂神社」は、日方バス停から徒歩4分くらいのところにあります。

こじんまりしていますが、「からかい上手の高木さん」で有名になった神社です。

日方バス停から徒歩でオリーブ公園へ

日方バス停から出発する次のバスは、8時57分。

バスは「坂手線(上り)」。

日方8時57分発で、オリーブ公園口で下車(8時59分)。運賃は200円。

時計を見ると8時12分だったため、ここで45分も待ち時間が発生。

日方バス停から「オリーブ公園」へは1.4km(徒歩19分)のため、徒歩で向かうことにしました。

それほど大したことない距離ですが、重い荷物を背負っていると身に堪えます。

それでも、道中の美しい景色に癒やされました。

オリーブナビ小豆島にはコインロッカーあり

オリーブナビ小豆島のコインロッカー
オリーブナビ小豆島のコインロッカー

「オリーブ公園口」バス停のすぐ横には、「オリーブナビ小豆島(小豆島観光協会)」があります。

オリーブナビ小豆島のコインロッカー

「オリーブナビ小豆島」内には、午後5時まで預けられるコインロッカーがあります。

料金は300円。

大型荷物も事務所内で預かってもらうことができます(1個500円)。

が、私たちが着いた時には営業時間前だったため、そのまま荷物を抱えて「オリーブ公園」へ。

オリーブ公園で荷物を預ける【1日目朝】

オリーブ公園」の営業時間は、8時半から17時。

朝早くから営業しておられるのは助かりますね。

オリーブ公園で荷物を預ける

早速、「オリーブ公園」の中心にある「オリーブ記念館」(Googleマップ)へ向かいます。

「オリーブ公園」にコインロッカーはありませんでしたが、売店の方に訊ねると、売店のバックヤードで荷物を預かってもらうことができました(無料)。

売店で朝食に適当なものは売られていませんでしたが、お土産用のバームクーヘン(2個入・税込550円)と、館内カフェでカフェラテを購入し、お腹を満たしました。

オリーブ公園

「オリーブ記念館」前からの眺めは素晴らしいです。

オリーブ公園

「オリーブ記念館」で魔女の宅急便のほうき(無料)を借り、「ギリシャ風車」へ向かいます。

オリーブ公園

道中にはオリーブの木が茂っています。

緑色の実は次第に赤くなり、最後には黒くなるそうです。

オリーブビーチへ

オリーブビーチ

「オリーブ公園」を後にし、「オリーブナビ小豆島」へ立ち寄った後、「オリーブビーチ」(Googleマップ)へ向かいました。

オリーブビーチ

砂浜が広がる美しいビーチです。

「からかい上手の高木さん」のドラマでも、映画でも使われたロケ地です。

なかぶ庵で、そうめん作り体験【1日目朝】

続いて、「なかぶ庵」(Googleマップ)へ向かいます。

そうめん作り体験 (予約ページ)は、前日までに予約が必要です。

※そうめん作り体験の所要時間は約45分。

バスは「南廻り福田線(下り)」。

オリーブ公園口10時50分発で、安田上(やすだかみ)下車(11時03分)。運賃は400円。

なかぶ庵で、そうめん作り体験

安田上バス停を降りた後、進行方向へそのまま真っすぐ進みます。

なかぶ庵で、そうめん作り体験
なかぶ庵で、そうめん作り体験

「なかぶ庵」の表示に従い、左へ曲がります。

なかぶ庵で、そうめん作り体験

真っすぐ進むと、右側に「なかぶ庵」があります。

なかぶ庵で、そうめん作り体験

11時半にそうめん作り体験の予約をしていたため、待機します。

なかぶ庵で、そうめん作り体験

体験では、短かった麺を少しずつ伸ばし、最後に箸分けを行います。

そうめんの作り方を知ることができ、勉強になりました。

なかぶ庵で、そうめん作り体験

体験後、食事もとりました。

なかぶ庵で、そうめん作り体験
なかぶ庵で、そうめん作り体験

注文したものは、生そうめん(税込750円)とオリーブ生そうめん(税込800円)。

麺がうどんのようにモチモチしていてコシがあり、「これがそうめん?」と疑いたくなるほどの素晴らしい味でした。

土庄港の旭屋旅館へ【1日目午後】

「なかぶ庵」から徒歩で安田バス停へ向かい、そこからバス「坂手線(上り)」に乗車。

安田バス停12時53分発で、平和の群像前バス停で下車(13時31分)。運賃は500円。

平和の群像

バス停の目の前には、モニュメント「平和の群像」がありました。

二十四の瞳の光景が目に浮かびます。

小豆島 旭屋旅館

平和の群像前バス停から交差点を渡ったところに、今回の宿泊施設「旭屋旅館」(Googleマップ)があります。

チェックインは16時のため、荷物だけ預け、自転車をレンタルしました。

土庄港には、コインロッカーあり【1日目午後】

「平和の群像」前には「土庄港」があります。

土庄港のコインロッカー

「土庄港」には、コインロッカーがあります。

土庄港のコインロッカー

コインロッカーが使える時間は7時から19時。

小型は200円、大型は400円です。

とのしょうBASEへ

とのしょうBASE

「土庄港」の2階にあるのが「とのしょうBASE」。

営業時間は8時半から16時半。

とのしょうBASE

等身大の高木さんスタンディがあります。

とのしょうBASE

馴染みある自転車も展示されていました。

とのしょうBASE

舞台訪問マップなども置かれており、「からかい上手の高木さん」に関する様々な情報を得ることができます。

土庄港観光センターにはレンタサイクルあり/手荷物も預けられる

「とのしょうBASE」を見た後は、その隣にある建物「土庄港観光センター」(Googleマップ)へ行きました。

土庄港観光センターのレンタサイクル

「土庄港観光センター」には、様々なお土産品が並んでいます。

土庄港観光センターのレンタサイクル

ここでは1日500円で自転車をレンタルすることができます。

営業時間は9時から16時で、15時50分までに返却する必要があります。

「土庄港観光センター」では、手荷物を預けることもできます。

詳細については、公式サイトに書かれています。

土庄港観光センターのレンタサイクル

「土庄港観光センター」の隣(海側)には、モニュメント「太陽の贈り物」があります。

土渕海峡へ

「土庄港」を後にし、「土渕海峡」へ向かいました。

「土庄港」から「土渕海峡」へは平坦な道が続くため、自転車で快適に向かえます。

土渕海峡

海峡とは、二つの陸地の間にある狭い水路のこと。「土渕海峡」は土庄町前島(土庄地区)と本島(渕崎地区)との間にある水路で、1996年に「世界で一番狭い海峡」としてギネス認定されました。

オリーブタウンへ

「土渕海峡」を後にし、「オリーブタウン」へ向かいます。

オリーブタウン

「オリーブタウン」は複合商業施設。ファミレスのジョイフルも敷地内にあります。

「オリーブタウン」は観光スポットではありませんが、駐車場が広く、ホームセンターやドラッグストア、食品スーパー、ガソリンスタンド、家電量販店などが集まっています。

富岡八幡神社へ

「オリーブタウン」前を通り、「富丘八幡神社」へ向かいます。

「土庄港」から「富丘八幡神社大鳥居」(Googleマップ)までは、ずっと平坦な道が続きます。

富岡八幡神社

「富岡八幡神社 大鳥居」は、土庄町渕崎交差点の角にあります。

富岡八幡神社

大鳥居をくぐって真っすぐ進むと、神社へと向かう大階段があります。

土庄町立土庄中学校

隣には、土庄町立土庄中学校があります。

富岡八幡神社

ここから本殿までは、ひたすら階段を上ります。

富岡八幡神社

歩き疲れた頃、さらに長い階段が目の前に現れます。

富岡八幡神社

しかし、この階段から眺める景色があまりにも美しく、疲れはいっぺんに吹き飛びます。

正面左手に見える小さな島は小豆島(あずきしま)。右手奥には、エンジェルロードが見えます。

神社の社務所は、階段を上りきったところの左側。

富岡八幡神社の御朱印

御朱印は貼るタイプのもの。

私は、「からかい上手の高木さん」の絵柄にしました。

富岡八幡神社

こちらは本殿。

今回の小豆島の旅の無事を祈りました。

ブックスことぶき/西光寺へ

ブックスことぶき

「富岡八幡神社」を後にし、「エンジェルロード」方面へ真っすぐ進むと、大通り沿いに「ブックスことぶき」(Googleマップ)がありました。

ここは、「からかい上手の高木さん」の西片が、「100%片思い」のマンガを買いに来たところですね。

この辺りからはどこからでも「西光寺」の三重塔が見えていたため、「西光寺」(Googleマップ)へも立ち寄ることにしました。

小豆島 西光寺

立派な塔が、丘の上にそびえています。

土庄鹿島海水浴場へ

「西光寺」から再び海沿いの大通りへ戻り、「小豆島国際ホテル」前を通って道なりに進むと「土庄鹿島海水浴場」(Googleマップ)が見えてきます。

土庄鹿島海水浴場

小豆島のビーチは、どこも景色が美しいですね。

散歩するだけでも心和みます。

鹿島明神社へ

この日の観光スポットとして最後に訪れたのは、鹿島明神社(Googleマップ)。

「土庄港」から「土渕海峡」を経由し、「小豆島国際ホテル」前から「鹿島明神社」へと向かうルートは、ずっと平坦な道です。

鹿島明神社

「鹿島明神社(かしまみょうじんじゃ)」(Googleマップ)は、「からかい上手の高木さん」の中でも、雨宿りや背比べなど、重要なシーンが描かれたところ。

鹿島明神社

こちらが本殿ですが、アニメのように上ったりできるような雰囲気はありません。

あくまでも神聖な場所ですので。

鹿島明神社

本殿前から眺める景色も美しいです。

味彩で夕ご飯【1日目夜】

夕ご飯は、「味彩」(Googleマップ)で予約しました。

「味彩」の営業時間は11時半~13時半、18時~22時。

なお、近隣には「島活」「なぎさ」「南国」などの人気店もあります。

小豆島で夕ご飯を食べられる店は少ないため、いずれのお店でも事前予約をしておいた方が良さそうです。

「旭屋旅館」でチェックインを済ませ、少し休憩してから再び自転車で「味彩」へ向かいました。

予約時間は18時でしたが、17時40分頃に到着したため、隣にある「小豆島国際ホテル」の売店で時間つぶしをしました。

小豆島 味彩

18時少し前に「味彩」へ入店。

この日は、すべて予約で埋まっており、「本日貸切」と表示されていました。

かなりの人気店です。

小豆島 味彩

お通しから、かなりのハイレベルです。

薄味ながら臭みもなく、上品に仕上げられています。

小豆島 味彩のメニュー

価格はやや高めのお店ですが、それ以上の価値がある珠玉の味。

小豆島 味彩

まずは、お刺身の盛り合わせ。どれも新鮮で、もっちりした食感。サザエもまったく臭みがありません。

小豆島 味彩

ふぐの唐揚げも、身が分厚く、口の中でふくらむようなふわふわ食感。

小豆島 味彩

カルパッチョも、上品な味に仕上がっています。

小豆島 味彩

はもの天ぷらも、驚くほどのほんわり感。

それ以外にも、サラダやだし巻きなどをいただきました。

旭屋旅館の感想

お腹もいっぱいになり、自転車で「旭屋旅館」へ戻ります。

19時半を過ぎていましたが、こんな時間まで自転車が利用できるのはありがたいです。

泊まった部屋は和室でトイレ・バス無しでしたが、大浴場は気持ち良い広さ。

小豆島 旭屋旅館

窓からの景色も風情がありますね。

小豆島 旭屋旅館

トイレは部屋から少し離れた位置にありましたが、廊下に面した洗面所は清潔感にあふれ好印象。

小豆島 旭屋旅館の朝食

朝食は、ごく普通の味でした。

「旭屋旅館」の建物は少し老朽化しており、部屋の壁も少し薄めです。

ただ、全体的には、おもてなしの心が感じられ、温かみのある旅館でした。

草壁港近くの「石の店西山 草壁店」で荷物を預ける【2日目朝】

翌日は、朝食後にチェックアウトし、「草壁港」へ向かいます。

平和の群像前バス停から草壁港バス停へは、「坂手線(下り)」。

平和の群像前9時41分発で、草壁港で下車(10時12分)。運賃は500円。

草壁港
草壁港

「草壁港」へ入ると、すぐ右側にとんがった屋根の建物があります。

この2階にレストラン「クッキングマーカス」(Googleマップ)があります。

旅館をチェックアウトしたので、再び荷物を抱えての移動。

「草壁港」にコインロッカーがあるかと期待していましたが、ありませんでした。

石の店西山 草壁店

「草壁港」から徒歩1分のところには、「石の店西山 草壁店」(Googleマップ)があります。

石の店西山 草壁店

お隣は、人気店の「ミノリジェラート」(営業時間:12時から18時)。

石の店西山 草壁店

「石の店西山 草壁店」へ来たかったのは、ここが「からかい上手の高木さん」の舞台となっていたためです。

石の店西山 草壁店

「石の店西山 草壁店」の営業時間は、9時から17時。

石の店西山 草壁店
石の店西山 草壁店

昔懐かしの駄菓子屋で、テンションが上がります。

お菓子を250円分買った後、お店の人に
「この辺りでコインロッカーありませんか?」
と訊ねると、
「少しの時間なら、ここで預かってあげるよ」
とうれしい返事。

「いくらかでも預かり料を払います」
と伝えると、
「お店でものを買ってもらったから、代金は結構です」
とのこと。

大きな荷物を抱えて移動するのが大変だったので、大助かり。

「寒霞渓へ行き、お昼すぎに戻ってきます」
と伝えました。

無料シャトルバスとロープウェイで寒霞渓へ【2日目朝】

草壁港バス停から紅雲亭バス停へは、「寒霞渓急行線」。

無料シャトルバスとロープウェイで寒霞渓へ

草壁港バス停10時30分発、紅雲亭バス停で下車(10時41分)。運賃は無料。

無料シャトルバスとロープウェイで寒霞渓へ

紅雲亭バス停を降りると、目の前にロープウェイのりばがあります。

無料シャトルバスとロープウェイで寒霞渓へ

ちなみに、ロープウェイののりば「こううん駅」(山麓駅)に、コインロッカーはありませんでした。

無料シャトルバスとロープウェイで寒霞渓へ

ロープウェイの営業時間は、8時半から17時。意外と、本数は多いです。

なお、ロープウェイのきっぷ売り場は非常に混むため、事前にネット購入しておくと便利です。

指定した日の当日中なら、どの時間帯でもロープウェイ利用が可能です。

無料シャトルバスとロープウェイで寒霞渓へ

ロープウェイ山頂駅で降りると、すぐ目の前に売店があり、店内では様々なお土産品が売られていました。

寒霞渓のコインロッカー

売店横には、コインロッカーがあります(小型は200円)。

無料シャトルバスとロープウェイで寒霞渓へ

また、売店前には「KANKAKEI CAFE」もあります。

無料シャトルバスとロープウェイで寒霞渓へ

このカフェで、寒霞渓もみじサイダー(税込550円)を買いました。

もみじ葉エキス100%配合だそうです。

無料シャトルバスとロープウェイで寒霞渓へ

売店から数十メートル先には、「第一展望台」があります。

ここは、瀬戸内が一望できる絶景スポット。

「寒霞渓」へ来た甲斐がありました。本当に美しい景色です。

無料シャトルバスとロープウェイで寒霞渓へ

売店から「第一展望台」とは反対の方向へ進むと、「鷹取展望台」と書かれた表示案内があります。

無料シャトルバスとロープウェイで寒霞渓へ

「鷹取展望台」への道中には、「ハートまつベンチ」があります。

八日目の蝉のロケ地 鷹取展望台

山道を数百メートル進むと、「鷹取展望台」へ出ます。

ここは映画『八日目の蝉』のロケ地。

映画では、最も印象的なシーンの一つになっていました。

雄大な自然が堪能できる場所です。

無料シャトルバスとロープウェイで寒霞渓へ

「鷹取展望台」からさらに先へ200メートルほど進むと、オブジェ「空の玉」があります。

ここも、絶好の撮影スポット。長蛇の列ができていました。

クッキングマーカスでランチ【2日目昼】

「寒霞渓」へ向かった後、再びロープウェイに乗ります。

11時半頃にはロープウェイに乗れそうでしたが、紅雲亭発・草壁港着「寒霞渓急行線」の次のバスは12時半。

結局、山頂でしばらく滞在し、12時頃のロープウェイで下りました。

バスは、紅雲亭12時30分発、草壁港下車(12時41分)。運賃は無料。

草壁港に着いた後、「クッキングマーカス」でランチしました。

クッキングマーカス

日替わりランチにしようと思っていましたが、この日はイベントのため、カレーライスの提供のみ。

これはこれで、なかなかのおいしさでした。

坂手港にはコインロッカーあり【2日目午後】

草壁港からバスで「醤の郷」へ行こうと思っていましたが、「醤の郷」で荷物を預けられる場所が見つけられませんでした。

そこで、草壁港から坂手港へ「坂手線(下り)」向かい、坂手港「さかてらす」のコインロッカーへ荷物を預けることにしました。

草壁港バス停13時34分発、坂手港バスターミナル前バス停13時41分着。運賃は400円。

「さかてらす」のコインロッカーに荷物を預け、「醤の郷」へタクシーで行こうと思いましたが、タクシーが見当たりません。

そこで、レンタサイクルで「醤の郷」へ向かうことにしました。

レンタサイクル「ハローサイクリング」の使い勝手

ハローサイクリング

今回、利用したのは「ハローサイクリング」。

15分200円で、好きな場所で乗り捨てできるレンタサイクルです。

とても便利そうですが、そのデメリットを今回感じました。

ハローサイクリングの使い方が難しすぎた

坂手港から徒歩4分ほどのところに、「坂手港臨時ステーション」(Googleマップ)があります。

アプリをダウンロードし、クレジットカードを決済方法に選んでアカウント作成するところまでは順調に行えました。

「坂手港臨時ステーション」で電動自転車を1台借りることはできたのですが、娘のためにもう1台借りることができません。

※後から規約を見ると、「電動サイクルは、1アカウントにつき1台まで」となっていました。

仕方なく、娘のスマホへ私が持っているもう1枚のクレカを紐づけて別アカウントを作成し、ようやくもう1台の電動サイクルを借りることができました。

坂手港から「醤の郷」までは急な坂道もありますが、電動アシストのおかげで坂道も楽々。

と、そこまでは良かったのですが、「醤の郷」のステーションがどこも満車で返却できません。

※後から規約を見ると、満車で返却できないことを防ぐため、返却予約が推奨されています。

そこで、「坂手港」近くのステーションまで引き返し、そこで返却しました。

うろうろしている間に、借りてから40分経過。1台につき600円、2台合計で1,200円もかかってしまいました。

ハローサイクリングを使いこなすには、かなりの熟練技が必要なようです。

私には使用方法が難しすぎました。

結局、徒歩で「醤の郷」内を移動し、「坂手港」へ向かう時はバスを利用しました。

京宝亭へ【2日目午後】

タケサン記念館 一徳庵」という名称のステーションで、ようやく自転車を返却することができ、「醤の郷」散策へ出かけます。

結果論ですが、坂手港「さかてらす」から「タケサン記念館 一徳庵」ステーションまでは1.6km。

荷物を預けて身軽になっていたため、これくらいの距離なら徒歩でも良かったですね。

京宝亭

「醤の郷」では、「京宝亭」(Googleマップ)に立ち寄りました。

「京宝亭」は、佃煮で有名です。

店内では、各種佃煮の試食ができ、楽しめました。

京宝亭

こもちきくらげが絶品の味だったため、お土産に購入しました。

森國ベーカリーへ【2日目午後】

「マルキン醤油記念館」前を通り、「森國ベーカリー」(Googleマップ)へ向かいます。

森國ベーカリー
森國ベーカリー

「森國ベーカリー」は、なかなかおしゃれなお店です。

森國ベーカリー

小豆島で唯一の小さな酒蔵「小豆島酒造」に併設されたベーカリー&カフェで、酒米の米粉でできたコッペパンなのが大きな特徴です。

コッペパンには様々な種類があります。

森國ベーカリー
森國ベーカリー

料金は1個250円~350円程度。

甘焦がし醤油あげパンは、税込250円。

醤油味が漂う、絶妙なおいしさのパンでした。

金両醤油へ【2日目午後】

「森國ベーカリー」から「金両醤油」(Googleマップ)へ向かいます。

金両醤油

「金両醤油」では各種醤油が売られていました。

お店の方によると、どのような大豆や小麦粉を使うかによって、醤油の味は大きく変わるそうです。

ここでは、通常の醤油と出汁醤油を購入しました。

「醤の郷」を後にし、「坂手線(下り)」にて、坂手港バスターミナル前バス停に16時29分に到着しました。

坂手港さかてらすで夕ご飯【2日目夜】

坂手港「さかてらす」で、フェリー出発までを過ごします。

出航まで1時間以上も時間がありますが、意外とあっという間に過ぎました。

坂手港さかてらすで夕ご飯
坂手港さかてらすで夕ご飯

夕ご飯を確保できていませんでしたが、「sakate cafe」では「にゅうめん」(税込650円)と「豆乳スープ」(税込600円)が売られていました。

坂手港さかてらすで夕ご飯

「豆乳スープ」は、島の味しょうゆあげせん、名産ラー油きくらげ、小豆島のりなどが入っており、ふしめんもボリューム満点。

最後の最後まで、小豆島の味が楽しめました。

バタバタして買い忘れていた、職場へのお土産も「sakate shop」(18時まで営業)で購入。

坂手港さかてらす

「sakate shop」では、なんと「ミノリジェラート」のアイスクリームが売られていました。

しょうゆとザクザク食感のクッキーがミックスされた味は、驚きのベストマッチ!

坂手港さかてらすの飲食スペース

「さかてらす」3階の乗下船フロアにテーブル席があったことを思い出し、そちらでアイスをいただきました。

よく考えたら、ここで夕ご飯を食べても良かったですね。

坂手港さかてらす
坂手港さかてらす

そして、時間ぎりぎりまで、小豆島の美しい景色を眺めていました。

ジャンボフェリー内での飲食スペースは?

フェリーは坂手港17時45分発。

案の定、復路のジャンボフェリーも満席。

のびのび席にもリクライニング席にも座れません。

ジャンボフェリーへは、飲食の持ち込みは禁止されていません。

ただし、席がまったくない場合、飲食できるスペースがないのです。

少なくとも、「りつりん2」には展望デッキなどにベンチ席がありません。

唯一の飲食スペースは、売店前の立食い席。

大半の人は、売店でうどんなどを買い、ここで食べています。

そのため、出航と同時に売店前は長蛇の列。

出航から時間がたち、19時半頃になると立食い席もすいてくるため、売店のものを購入してそれまで待つか、乗船前に夕食を済ませておくか、有料のプレミアム席で飲食するかの3択になりそうです。

なお、夜の景色は、ほぼ真っ暗です。

明石海峡大橋

見どころは、何と言っても「明石海峡大橋」。

ジャンボフェリーから眺める神戸の街並み

神戸の街並みもきれいです。

そうこうしているうちに、ジャンボフェリーのテーマ曲が流れ始めました。

21時すぎ、神戸港へ到着。

フェリー到着に合わせて待機していた連絡バスに乗り、21時半頃、JR三ノ宮駅前にある「ミント神戸」へ到着しました。

とても楽しい旅でした。



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