「鈴虫寺」は、行列のできるお寺です。

朝9時半で、すでにこのような状況。
「鈴虫寺」の正式名称は、妙徳山 華厳寺(みょうとくざん けごんじ)です。
渡月橋にあるバス停「中の島公園」からは京都バス73号系統で乗車時間約10分。
「中の島公園」からは10分おきくらいにバスが出ています。

バス停で終点まで行くと、このような案内板がありますので矢印に沿って歩いていきます。

階段をのぼったところにも行列ができています。
志納料(拝観料)の500円を納めると、広間へと案内されます。
広間へは一度に200人くらい入ることができました。

テーブルには各自に煎茶と茶菓子が。温かい志です。
説法は30分程度。
お茶を飲みながら楽な姿勢で聞いてください、とのこと。
このお寺で最初に驚くのは鈴虫の音色。
実はこの鈴虫、365日鳴いているのです。
説法の中身は詳しく話せませんが、笑いの連続でした。
そんな中にも心に残る印象的な話もいくつかありました。
説法が終わると、「幸福御守」を買うこともできます。300円でした。
この御守りの「幸」の字のところにお地蔵さんの顔があるらしく、「幸」の文字の部分だけが見える状態で、御守りを両手で挟んで幸福地蔵へ願い事をすると良い、とのことでした。

帰りはお庭を周遊するようになっているのですが、お庭もきれいに手入れされていて立派でした。

こちらが幸福地蔵さんです。
足元を見ると、わらじを履いていますね。

この幸福地蔵さん、願いを叶えるために、自分から参拝者の元へ足を運んでくださる、とのことで、わらじを履いているそうです。
なので、お願い事をする時には、「願い事」とともに「住所」と「氏名」も心の中でつぶやいてください、とのことでした。