安井金比羅宮への行き方
「安井金比羅宮」へ行く際は、「八坂神社」前の祇園交差点を目印にすると分かりやすいです。
最寄りのバス停は「東山安井」です。

祇園交差点から東山通に沿って南下すると、東山通に面したところにこのような鳥居が現れます。
「悪縁を切り良縁を結ぶ祈願所」、それが安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)です。鳥
居をくぐり、参道を進みます。

目の前に出現する異様な形をしたもの。
これが「縁切り縁結び碑(えんきりえんむすびいし)」です。

この碑の横で、形代(かたしろ)を手に入れます。
無人なので、100円をそのまま賽銭箱へ入れます。

これが形代です。
まずはここに願い事を書きます。
テーブルにサインペンが置かれているので、その場で書きます。

書き方の決まりは何もありません。
どのような方法で書いてもいいようです。

先ほどの画像を再度アップします。
形代を手にしたまま、碑の中央の穴をくぐって裏側へ抜けることで、まずは悪縁を切ります。
穴は小さいので、ほふく前進となります。
四つん這いもまだできない赤ちゃんがズリズリと前に進んでいく、あのスタイルです。
続けて、形代を手にしたまま、今度は裏側から再び穴をくぐり、元の位置へ戻ります。
これで良縁を呼び込めます。
最後に、形代を備え付けののりで貼りつけます。
ネットでは恨みつらみの願い事が多い不気味スポットとして紹介されているものもありますが、形代をあちこち拝見したところ、どれも良縁を祈願する内容のものばかりでした。
昔のことは分かりませんが、今は縁結びとしての側面が強いようです。
が、絵馬に関しては縁切りを願うものであふれていました。
「長男●●と▲▲さんとのご縁が切れますように」
「●●が二度と眼前に現れないようにしてください」
「●●が店を辞めますように」
「●●家との縁が切れますように」
「●●と外の女との縁が切れますように」
「●●がこの世からいなくなりますように」
などなど。
相手の実名、またフルネームが書かれているものも多くありました。

ちなみに、19時頃に「安井金比羅宮」を訪れると、こんな感じで、誰もいませんでした。
ここを訪れるなら明るいうちが良さそうです。
なお、縁切りをメインにされたい方は、「菊野大明神」もご利益がありそうです。
「菊野大明神」の詳細については、別記事でまとめています。
