確かにそれだと大量の洗濯物を干すのに便利そう。
我が家で今購入したものは「IJD-I50」でしたが、我が家は4人家族のため「IJD-I50」では若干力不足を感じています。
アイリスオーヤマからは「IJD-I50」よりもハイパワーの機種「IJDC-K80」が売り出されているため、「IJD-I50」との違いについて調べてみました。
どちらの機種にもメリット・デメリットがあります。
洗濯物の量に応じて、最適の機種を選ぶのがおすすめです。
「IJDC-K80」のパワフルな送風と、強力な除湿がすごい!
「IJDC-K80」の特徴は、パワフルな送風と、強力な除湿です。
「IJD-I50」との違いについて一覧にしました。
項目 | IJD-I50 | IJDC-K80 |
---|---|---|
サイズ | 幅28.7cm 奥行23.4cm 高さ64cm | 幅33.4cm 奥行28.5cm 高さ73.9cm |
重量 | 7.8kg | 11.5kg |
消費電力 | 590W | 720W |
除湿能力 | 5.0L/日 | 8.0L/日 |
静音 | 29dB | 34dB |
タンク容量 | 2.5L | 3.5L |
両者を比較して特筆すべきは、1日あたりの除湿量の違いです。
「IJDC-K80」の除湿能力は、「IJD-I50」と比べて6割増になっています。
つまり、それだけ早く衣類を乾燥できるということですね。
そのため、短時間で大量の洗濯物を乾かしたい時などに重宝します。
テレビCMでもお馴染みの商品で、爆発的に売れているようです。
部屋の湿度を知らせてくれる機能が加わった!
「IJDC-K80」の除湿は「弱」「中」「強」の3段階、サーキュレーターは「弱」「中」「強」の3段階、首振りは「50度」「70度」「90度」の3段階、タイマーは「2」「4」「8」時間です。
「除湿」「サーキュレーター」「首振り」「タイマー」機能については、「IJD-I50」も「IJDC-K80」も基本的に同じで、操作方法も同じです。
基本的な操作方法については、「IJD-I50」の詳細記事でまとめています。
ただし、「IJDC-K80」には、部屋の湿度を知らせてくれる機能として「湿度ランプ」があります。
この機能は「IJD-I50」にはありません。
青…湿度が非常に高い
青緑…湿度が高い
緑…湿度が低い
部屋の湿度を知ることができるのは便利ですね。
消費電力と電気代は?
「IJDC-K80」の消費電力は720Wです。
100Wのものを1時間使用した際の電気代は約2.7円のため、「IJDC-K80」の1時間あたりの電気代は約19.4円です。
コインランドリーへ行くことを考えれば、ずいぶん安くで済みます。
エリアごとの消費電力別・電気代(1時間あたり)
電気料金は、居住エリアによって異なります。
そこで各エリアごとに、100W・500W・1000Wの家電を1時間使用した際の電気代をまとめてみました。
※一般家庭向きの従量電灯、20A、200~250kWh前後の電気代
例)北海道電力で消費電力500Wの家電を1時間使用した際の電気代は15.13円
エリア | 100W (円/h) | 500W (円/h) | 1000W (円/h) |
---|---|---|---|
北海道電力 | 3.03 | 15.13 | 30.26 |
東北電力 | 2.53 | 12.67 | 25.33 |
東京電力 | 2.65 | 13.24 | 26.48 |
北陸電力 | 2.17 | 10.87 | 21.73 |
中部電力 | 2.55 | 12.76 | 25.51 |
関西電力 | 2.57 | 12.86 | 25.71 |
中国電力 | 2.74 | 13.72 | 27.44 |
四国電力 | 2.70 | 13.50 | 26.99 |
九州電力 | 2.31 | 11.53 | 23.06 |
沖縄電力 | 2.85 | 14.25 | 28.49 |
サーキュレーター併用なら電気代を安くできる!
衣類乾燥除湿機を長時間使うと、それなりに電気代がかかってしまいます。
そこでおすすめなのが、サーキュレーターとの併用です。
私の場合、衣類乾燥除湿機をタイマーで4時間だけ利用し、それ以降は消費電力の少ないサーキュレーター(上下左右首振り)で仕上げ乾燥をさせることにしています。
「PCF-C15T」は上下左右に首を振るため、洗濯物の乾燥の仕上げにピッタリ。
消費電力は34Wのため、1時間使用しても電気代は1円未満です。
例えば、衣類乾燥除湿機「IJDC-K80」を8時間使用すると約155円かかりますが、4時間使用+サーキュレーター「PCF-C15T」を8時間使用の場合、電気代は約71円になります。
衣類乾燥除湿機を4時間使用…19.4円 x 4h = 77.6円
サーキュレーターを8時間使用…0.9円 x 8 = 7.2円
合計84.8円
衣類の種類や季節によっては、乾燥除湿機の使用時間を2時間にするのも良さそうです。
「IJDC-K80」の評判は?
「アイリスオーヤマのストア」の評価は、2021年5月現在で4.41。
評価はかなり良いようです。
批判的なレビューを読んでいると、「音がすごい」といった声がありました。
除湿力を上げるためにはそれなりに風力も必要なため、難しい問題ですね。
「34dB」の「IJDC-K80」に代えて「29dB」の「IJD-I50」にする方法もありますが、音が小さいものは除湿力も落ちます。
もしくは「除湿」を「弱」にすると音が小さくなりますが、いずれにしても除湿力が落ちます。
「場所を取る」といった声もありました。
これについても、除湿能力が高いだけにどうしようもない気がします。
「風が熱い」という声もありましたが、確かにその傾向はあると思います。
デシカント式はどちらかと言うと低温時に威力を発揮するため、温風が気になる人はコンプレッサー式にした方が良さそうです。
ただし、人気があるのはデシカント式です。気温が低い時ほど洗濯物が乾きにくいからではないでしょうか。
アイリスオーヤマからは、様々なタイプの衣類乾燥除湿機が出ています。
参考までに(個人的見解ですが)、目安となる世帯人数と機種をあげてみます。
【IJD-H20】…主に1人世帯向き
【IJD-I50】…主に2~3人の世帯向き
【IJDC-K80】…主に4人以上の世帯向き