2025年2月の平日、京都から有馬温泉まで出かけ、「金の湯」に入ってきました。
家族3人でのお出かけだったため、少しでも交通費を安く済ませる方法がないか、いろいろなサイトを調べました。
時間を節約したいなら、JR利用で決まり
京都から有馬温泉へ出かける際、時間を節約したい場合は、JR利用で決まりです。
京都駅から三ノ宮駅まで新快速で行き、神戸市営地下鉄西神・山手線で「谷上(たにがみ)駅」で乗り換え、さらに「有馬口」で乗り換えると次の駅が「有馬温泉駅」です。
この場合、片道1,830円(2025年2月現在)なので往復で3,660円。
金の湯の平日入浴料650円を加えると4,310円。
これが3人分だと、12,930円になります。
京都駅から有馬温泉へ向かう阪急高速バスもありますが、こちらも片道1,850円。
やはり、それなりにお金がかかります。
価格優先なら、神戸街めぐり1dayクーポン+有馬グルメ&湯けむりチケット
あれこれ調べると、「神戸街めぐり1dayクーポン」の「阪急拡大版」と、「有馬グルメ&湯けむりチケット」を組み合わせると格安になることが分かりました。
「神戸街めぐり1dayクーポン」(神戸エリア版は税込1,000円)は、神戸市街地エリアの電車乗り放題と、入場料800円以下の対象施設利用券がセットになったチケット。
この対象施設の中に、今回のお出かけ先でである「金の湯」も含まれています。
さらに「阪急拡大版」(税込1,800円)にすると、阪急電車の乗り放題もセットされます。
京都の四条河原町駅から神戸三宮駅までは片道690円のため、往復1,380円に金の湯650円を加えると2,030円。
「阪急拡大版」にした方がかなりお得ですね。
さらに、「有馬グルメ&湯けむりチケット」を使うと、神戸三宮駅から有馬温泉駅までの往復料金が税込1,200円。
通常運賃は片道720円のため、往復だと1,440円。このチケットを使った方がかなりお得です。
さらに、「有馬グルメ&湯けむりチケット」には、グルメなどに利用できる250円分の金券までゲットできます。
我が家では、この金券を使い、フランス料理店エルボンでランチをしました。
つまり、上記の2つのチケットを活用することで、往復の交通費がわずか2,800円。さらに金券利用分250円を割り引くと実質2,550円。
通常の往復交通費+「金の湯」で合計4,310円と比べると、1,760円もお得。
3人分では、5,280円も節約できます。これはかなり大きいですね。
京都から有馬温泉駅へのアクセス
「神戸街めぐり1dayクーポン」の「阪急拡大版」が販売されているのは、四条河原町駅のインフォメーションセンターです。
烏丸駅では購入できませんが、事情を話すと、四条河原町駅までの無料通行券を発行してくださいます。
購入は旅行当日でもOK。
四条河原町駅から神戸三宮駅までの直行列車はないため、十三駅もしくは大阪梅田駅で乗り換えます。
神戸三宮駅で下車した後、神戸市営地下鉄西神・山手線に乗り換えます。
「有馬グルメ&湯けむりチケット」は、神戸市営地下鉄西神・山手線・三宮駅の窓口で購入(当日購入OK)できます。
神戸市営地下鉄西神・山手線に乗車した後、新大阪駅の一つ先にある谷上(たにがみ)駅で最初の乗り換え。
さらに有馬口駅で再び乗り換えると、次の駅が有馬温泉駅です。
フランス料理店エルボンでランチ
私たちが有馬温泉駅に着いたのは14時前。

有馬温泉駅の改札は1ヶ所のみ。


改札を出た後、すぐ左へ曲がり、100メートルほど進むと、フランス料理店エルボンが道の左側にあります。

レストランがあるのは2階。
建物の外観はシンプルですが、中はとてもおしゃれです。
フランス料理店エルボンのランチメニューは1,980円から。
ショーケースに並んでいたケーキが美味しそうだったので、1,980円に360円プラスして注文。
合計税込2,340円から「有馬グルメ&湯けむりチケット」の金券250円を使い、合計一人あたり税込2,090円でした。

最初に運ばれてきたのは、キノコのスープ。
このスープだけでも、このお店のレベルの高さが分かります。
素材の味がしっかり出ていて、コクととろみのあるスープです。

メイン料理は鶏のソテーですが、エビやアサリも付いていて豪華でした。
野菜は薄味で素材の甘さがしっかり感じられ、どれもトロトロの柔らかさです。
鶏のソテーはかなりのボリューム。
じっくり煮込まれたソースは、こだわりの味。お肉もとても柔らかでした。

デザートは、ショーケースから選んだケーキに、金柑のアイスがプラスされていました。
私が選んだのはサツマイモとリンゴのケーキ。
料理もさることながら、このケーキとアイスも、ほっぺたが落ちるほどの美味しさ。
大満足のランチでした。
金の湯はタトゥーOKの温泉
有馬温泉の散策には、「有馬温泉商店街散策マップ」が役に立ちます。
お土産屋さんも多く、散策だけでもかなり楽しめます。

有馬温泉駅の改札を出た後、大通りに沿って右へ進みます。

大通りの左側には、親水公園が広がります。
正面に見えるのは「ねね橋」。「ねね橋」を右手へ進むと「太閤通」へ入ります。
「太閤通」へ入ってすぐ左に曲がると、「金の湯」があります。


「金の湯」の営業時間は、8時から22時。
料金は大人800円(平日は650円)、小中学生は350円です。


シャンプー、ボディーソープ類は常備されていて自由に使えますが、フェイスタオル(税込200円)とバスタオル(税込500円)は買取制。なるべく自宅からタオルを持っていくようにしましょう。
今回、「金の湯」を選んだのは、タトゥーOKの温泉だったためです。
有馬温泉の中でも、タトゥーOKのところは珍しいです。そのため、外国人にも人気。
出かけた時は平日の16時頃でしたが、お客さんは10人程度。想像していたよりも少ないお客さんの数でした。
「金の湯」のお湯は、茶褐色。
透明度が低く、10cmくらい先だと、ほぼ何も見えなくなるほど。
珍しい泉質の温泉のおかげで、満足感は抜群。

お風呂上がりには、有馬サイダー(税込270円)もいただきました。