赤目四十八滝(あかめしじゅうはちたき)は、三重県名張市の南端の方にあります。
赤目四十八滝までは、橿原市から車で約1時間、伊賀市から約50分。
車で向かう他、近鉄電車の赤目四十八滝 渓谷の自然探勝きっぷを使う方法もあります。
赤目四十八滝の駐車場は?
赤目四十八滝の駐車場代は、どの駐車場でも1回800円。
一番手前の駐車場(赤目四十八滝有料駐車場:マップ)あたりから強引に誘導されますが、ここから散策路入口までは約400メートル。
そのため、なるべく奥(散策コース入口近く)の駐車場を選ぶようにしましょう。
最初の公衆トイレ(マップ)を越えたあたりからは、お店が建ち並んでいるため、見て回るだけでも楽しいです。
私は、漬物や地酒を買ったりしました。
ランチを食べる場所は?
赤目四十八滝駐車場から散策路入口にかけての約200メートルに、多くの土産店や食事処が並んでいます。
端から端まで歩いても短い距離のため、迷ったらとりあえず、ひととおり見て回るのがおすすめ。
食事ができる場所としては、大日屋(マップ)、見晴亭(マップ)、上田屋(マップ)、山水園(マップ)などがあります。
また、渓谷にはお弁当を食べられる場所が多くあります。
お弁当を家から持参するか、土産店の多くではお弁当も販売しているため、そのお弁当を購入して散策コースへ入るのも良さそうです。
お弁当を食べるのにおすすめのスポットは、百畳岩(ひゃくじょういわ)周辺。
この周辺は何畳分もの大きさの岩が多く、平たい岩もあちこちにあります。
こちらはドライブイン赤目(マップ)で買った山菜しめじ弁当(税込900円)。
量はちょっと少なめですが、季節感がありますね。
名物へこきまんじゅう
赤目四十八滝で大人気のお店と言えば、「へこきまんじゅう」を販売している「たまきや(マップ)」です。
「たまきや」は、駐車場から散策路入口へと向かう道の中間点付近(赤目自然史博物館前)にあります。
非常に分かりやすいところにあるため、見落とすことはまずありません。
まんじゅうというよりタイ焼きに近い食感で、さつまいもをふんだんに使ったふわふわ生地です。
プレーンの料金は税込230円。
やや小さめサイズですが、人気が出るのも納得の美味しさ。
これは忘れられない味です。
散策コースの所要時間は?
赤目四十八滝には数多くの滝があります。
そのうち、主要な滝は5つ。
不動滝(ふどうだき)、千手滝(せんじゅだき)、布曳滝(ぬのびきだき)、荷担滝(にないだき)、琵琶滝(びわだき)です。
トイレを済ませてから出かけよう
散策コースへ入る前には、必ずトイレを済ませておきましょう。
駐車場近くには公衆トイレがあります。
公衆トイレには多目的トイレもあるので安心です。
公衆トイレ以外に、「赤目自然歴史博物館」内にも水洗トイレがあります。
「赤目自然歴史博物館」は入場無料。
開館時間は、9時~17時です。
日本サンショウウオセンターから出発
赤目大滝の散策コースの入口は、「日本サンショウウオセンター」です。
ここで、入山料を支払います。入山料は、大人500円、小中学生250円です。
「日本サンショウウオセンター」では、サンショウウオを間近に見ることができます。
「日本サンショウウオセンター」の奥まで進むと、散策コースの「滝入口」です。
滝入口からの所要時間(片道)は、不動滝(ふどうだき)まで5分、千手滝(せんじゅだき)まで20分、百畳岩(ひゃくじょういわ)まで50分、荷担滝(にないだき)まで70分、琵琶滝(びわだき)まで80分、岩窟滝(がんくつだき)まで90分です。
不動滝(高さ15m)
川沿いの道を進むと、主要滝の1つ目・不動滝があります。
橋の上からの眺めが美しく、絶好の記念撮影スポットです。
千手滝(高さ15m)
不動滝付近からは、起伏が激しくなっていきます。
こちらは主要滝の2つ目・千手滝。
千手のように枝分かれし落下することから、この名がつけられました。
布曳滝(高さ30m)
千手滝を越え、さらに先へ進むと、主要滝の3つ目・布曳滝があります。
布曳滝は高さ30m。赤目四十八滝の中では、最も落差のある滝です。
百畳岩(ここまで片道50分)
布曳滝を越えると、さらに起伏が激しくなります。
ようやく百畳岩があるエリアに到着しました。
百畳岩まで片道50分。
我が家はここまでで疲労困憊。
お弁当を食べてから引き返すことにしました。
荷担滝(高さ8m)
百畳岩から荷担滝までは、20分かかります。
主要滝の4つ目・荷担滝は高さ8メートルです。
琵琶滝(高さ15m)
荷担滝から琵琶滝までは、10分かかります。
主要滝の5つ目・琵琶滝は高さ15メートルです。
岩窟滝(ここまで片道90分)
琵琶滝からさらに10分進むと、岩窟滝に到着します。
赤目四十八滝の最終折り返し地点とも言える場所です。
「日本サンショウウオセンター」から岩窟滝までは90分。
我が家は体力の限界を感じて百畳岩から折り返しましたが、小さな子連れファミリーなどでもここを目指されることが多いようです。
赤目四十八瀧を訪れるのはタフな人が多いのでしょうか。謎です。