家の障子があちこち破れていたため、ステイホームを活用し、障子の張り替えを行うことにしました。
実際の障子枠の寸法を計ると、幅87cm、高さ120cmでした。
障子の張り替え方法について、画像を交えながら説明します。
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障子の張り替えの準備物は?
こちらが実際に購入した障子紙。四隅は後から斬り落とすので実際の枠の寸法より市販の障子紙が大きければ大丈夫です。
こちらの障子紙は、コメリで購入しました。障子紙以外の準備物は、以下のとおりです。
- 障子紙はがし剤
- 障子用竹べら(割り箸でも代用可)
- マスキングテープ
- 障子のり
- はけ
- カッター
- 定規(あれば鉄製のもの)
- 新聞紙(作業時に床が汚れないよう、障子の下に敷きます)
張り替えの方法は?
ここからは、実際の作業工程を画像とともに説明します。
①古くなった障子紙を破る
最初に、古くなった障子紙をビリビリ破ります。
張り替え作業の中で、最も楽しい瞬間です。
②障子紙はがし剤を塗った後、障子用竹べらで古い紙をはがす
障子紙はがし剤を塗った後、障子用竹べらで古い紙をはがします。
きれいに枠だけになりました。
ここまで来れば、完成間近です。
③障子紙の端をマスキングテープで仮止めする
障子紙の端をマスキングテープで仮止めします。
図では3ヶ所になっていますが、5ヶ所くらい貼ると安心です。
④障子枠に障子のりを塗った後、障子紙を貼る
障子枠全体にのりを塗ります。
この時、刷毛を使うとムラなく塗ることができます。
障子紙を貼った後、枠にしっかり貼り付くよう、枠の上から手で押さえます。
⑤定規を使い、余分な紙をカッターで切り落とす
数時間ほど待ち、のりが乾いてから定規(あれば鉄製のもの)をあてがい、余分な紙をカッターで切り落とします。
障子を張り替えた部屋は、見違えるほどに!
以前は、古い障子が黄ばみ、穴だらけで、部屋の中も薄暗い感じでした。
貼り終えた障子は真っ白。
陽の光も障子越しに射し込み、部屋全体が明るくなりました。