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高山・白川郷の夏休み/お盆の混雑状況は?

2023年お盆の8月12日(土)に飛騨高山、8月13日(日)に白川郷へ行ってきました。

気になるのは高速道路や観光地の混雑状況です。

1泊2日で実際に出かけてきましたので参考までに。


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高山に泊まる? 白川郷に泊まる?

1泊2日の旅行ということで、最初に確保すべきは宿泊施設。

最初のポイントは、高山で宿泊すべきか白川郷で宿泊すべきかですが、街として大きいのはもちろん高山。

街が大きいと、夜遅くまで開いているお店も多く、お出かけの楽しみが増えます。

白川郷にも民宿がいくつかあるため古民家体験をするのにはぴったりですが、夜になると出かけるところはほぼありません。

そのため、初めて高山・白川郷方面へ行かれる方には、高山での宿泊がおすすめです。

高山観光のメインは、古い町並み。

「ひだ高山まちかど観光案内所(マップ)」付近が、最も人通りの多いエリアです。

高山駅周辺も賑やかです。

そのため、この周辺での宿泊がいいと思います。

高速道路の夏休み・お盆の渋滞状況は?

大阪方面などから高山・白川郷へ向かう際は、一宮JCTから東海北陸自動車道(高速道路)へ入ります。

高速道路で渋滞が発生しそうなところは主に2か所、大津から竜王(滋賀県)と一宮付近です。

夏休みでも平日であれば比較的スムーズに流れているかもしれませんが、週末、特にお盆は激しく渋滞することが予測されます。

お盆でも、6時台、7時台は比較的スムーズに流れているため、7時半頃までに一宮JCTから東海北陸自動車道へ入ることをおすすめします。

また、お盆期間、高山市内では午前11時頃、白川郷では午前9時頃から渋滞が発生しやすいです。

早朝の出発は大変ですが、渋滞に巻き込まれるとさらに大変です。

なお、帰路についても同様です。

一宮JCTで14時以降、滋賀県内で15時以降くらいから渋滞が発生しやすくなります。

日によっては、渋滞が30キロくらい続くことも予想されます。

お盆期間に高山・白川郷へ向かわれる方は、行きも帰りも早めに行動するようにしましょう。

高山の夏休み・お盆の混雑状況は? 駐車場は?

高山は観光都市のため、市内のあちこちに駐車場があります。

通常、駐車場探しに困ることはなさそうですが、お盆などのハイシーズンは別。

周辺道路も激しく渋滞します。

駐車場の空き情報について最初にチェックしたいのは「高山市街地駐車場満車・空車情報」。

リアルタイムで空車情報(空車台数)が分かるのは便利ですね。

ただし、市街地では民間駐車場も数多く、渋滞発生時には空きのある駐車場に停めた方が良さそうです。

民間駐車場の相場は、1回1,000円くらい。

公営駐車場であっても、駐車料金は普通車30分150円が相場。意外と高めの料金設定です。

今回、私たちは高山市内に長時間滞在することにしたため、「高山別院駐車場」に駐車しました。

駐車場は、山門の左手にあります。

18時の閉門時まで駐車しても、1回1,000円と格安で駐車できました。

我が家では、8月12日(土)の朝10時に高山市内へ到着しました。

お盆でも朝10時時点では渋滞がなく、駐車場はどこでも空いている感じでした。

今回駐車した「高山別院駐車場」(マップ)も半分ほど空いていました。

ただし、一大観光都市だけに、11時過ぎ頃から駐車場がどこも埋まり始め、長い渋滞が発生すると言われています。

その意味でも、高山市内に宿泊し、駐車場を確保しておけば安心ですね。

高山のランチおすすめは? 手打ちそば寿美久

高山らしいランチを食べたいと思い、我が家で選んだのは手打ちそば。

ミシュランガイドに掲載されたこともある寿美久(すみきゅう)さん(マップ)へ行きました。

混み具合や価格は?

出かけたのは8月12日(土)の11時過ぎでしたが、お客さんは半分くらいでした。

落ち着いた雰囲気の店内で、ゆっくりくつろげます。

おそばの価格は若干高め。

注文したのは、山菜ざるそば(税込1,450円)。

高山名物の朴葉に、新鮮な山菜がてんこ盛りになっています。

この値段でも納得の美味しさです。

古い町並みを散策

食事の後は、古い町並みを散策。

メインストリート沿いには、お土産屋さんも多く、かなりの時間、ここで過ごせます。

私は、三河屋欅店(マップ)や、羽根や(マップ)などでお土産を買いました。

ただし、カフェなどは、どこも満席でした。

古い町並み周辺では、みたらし団子や五平餅、串焼きなどのお店も多く、食べ歩きにも便利です。

高山昭和館へ

意外にも、高山で長時間楽しめたのは、「高山昭和館」(マップ)でした。

昭和感あふれる外観で、1階正面は誰でも自由に入れる駄菓子屋になっています。

お菓子ケースには、10円から数十円のお菓子がぎっしり。

小銭だけでも、いろいろ買えそうです。

玩具もいろいろあり、例えば、竹とんぼは100円。

昔の祭りの屋台でよく見かけたおもちゃも100円から200円。

こんなかわいい人形も200円で売られていました。

生まれた日の新聞をプリントしてくれる機械も。こちらは1回400円ですが、記念にプリントしました。

ミュージアムでは約2時間楽しめる

駄菓子屋の奥へ進むと、ミュージアムの入口があります。

入場料は、大人1,000円、高校生800円、中学生600円、子ども400円、3歳以下無料です。

基本的に、どの陳列物にも触れることができるため、スマホ撮影も思いっきり楽しめます。

ミュージアムへ入ってすぐのところにあったのは、駅の伝言板。

携帯電話がなかった時代、友だちとの連絡のために、駅の伝言板をよく使っていました。

ここに「駅前の本屋さんにいます」などと書いていたのです。懐かしいです。

館内には、昭和感たっぷりの陳列物がぎっしり。

三輪自動車などにも実際に乗車して記念撮影ができます。

乾電池の自販機も昔はよく見かけました。

味気のない床屋も昭和そのもの。

いろりもありました。

そうそう、昔はこんな感じの白黒テレビだったんですよね。

白黒のアニメが流れていました。

レコード店には、山口百恵やピンクレディー、キャンディーズなどのレコードが。

公衆電話ボックスもありました。

懐かしのダイヤル式電話機です。

教室もありました。

木の机とイスが懐かしいです。

うちの娘が長時間遊んでいたのは、昔のテレビゲーム。

こちらは、任天堂のテレビゲーム15。

私が子どもの時、初めて手にしたテレビゲームです。

高山のディナーおすすめは? いろりで焼く飛騨牛・京や御膳

高山市街地から離れると、食事ができるところはあまりありません。

そこで、ディナーも高山市街地でとることにしました。

選んだのは、「京や」(マップ)。

古い町並みのメインストリートを真っすぐ進んだところ辺りにあります。

1860年に建てられた古民家を活用した食事処です。

かなり人気のお店で、お盆期間中は事前予約ができません。

そこで、お昼時に訪問し、夕方5時に必ず来るからと交渉し、なんとか予約することができました。

夕方5時に案内されたのは囲炉裏のある席。

こちらで、京や御膳(税込4,000円)をいただきました。

飛騨牛の一口ステーキを、囲炉裏の上で焼きます。

お刺し身も、もっちりとしていて上品な美味しさ。

高山の豆腐でしょうか? 通常の豆腐と違って、密度の濃いやや硬めのものでした。

酢の物もありました。

京や御膳はなかなかの豪華さ。エビも丸ごといただきました。

わんこそばも付いてきました。

お味噌汁やお漬物も素朴な味で、美味しかったです。

一口デザートもあり、大満足の内容の料理でした。

白川郷の夏休み・お盆の混雑状況は? 駐車場は?

高山と一緒に訪問されることも多い白川郷。

しかし、白川郷(マップ)は駐車場の数が少なく、渋滞が発生しやすい観光スポットです。

出かけたのは、8月13日(日)。

大渋滞になることを予測し、高山の宿泊施設を朝早くに出発しました。

後ほどお伝えしますが、公営駐車場は8時半頃には満車になります。名古屋からは車で約3時間かかるため、高山辺りで前泊するのがベストです。

白川郷のメインとなる駐車場は、村営せせらぎ公園駐車場(マップ)。

到着したのは8時10分頃でしたが、すでに8割近く車が停まっていました。

おそらく、この駐車場は8時半頃には満車になると思われます。

少し離れたところに臨時駐車場もいくつかあるようですが、それらを含めても、白川郷の駐車場は9時過ぎには満車となり、それ以降は駐車場待ちの渋滞が発生します。

お昼前には、白川郷インターチェンジあたりまで約1.5キロ渋滞が続いていました。

白川郷の集落へ

村営せせらぎ公園駐車場のすぐ横に、「であい橋」と呼ばれる吊り橋があります。ここを渡った先に、集落があります。

なお、後から知ったのですが、駐車場のすぐ横に「白川郷合掌造り民家園」がありました(入園料は大人600円)。

シャトルバスで展望台へ

白川郷の集落へ入ったのは8時半頃。

最初に、展望台へと向かうシャトルバス乗り場を目指します。

シャトルバス乗り場は「白水園」(マップ)の隣です。

マイクロバス(片道200円)に乗り、山を上っていきます。

展望台からは、集落全体を見渡すことができ、その絶景に思わず感嘆の声が。

茅葺屋根が並ぶ集落は本当に美しいです。

周りの樹々ともマッチした、素晴らしい景観です。

古民家の内部を見学

再びシャトルバスで山を下り、バス停のすぐ近くにあった和田家を見学(大人400円)に。

家の中は、かなりの広さ。

外は暑いですが、建物の中は風通しが良く、エアコンや扇風機がなくても汗をかくことがありません。

階段を上って2階へ。

頑丈な柱でしっかりと建物全体を支えているのがよく分かります。

2階の窓から眺める景色も美しいです。

3階の部屋もありました。

3階の角には、このように風通し穴が開いています。

冬の間、この窓は閉じられるようです。

土産屋さん巡りも楽しい

ここからは、ゆっくりと集落内を散策。

標高が高いとは言え、気温は34度くらい。暑いです。

集落内は、どこを歩いても風情があります。

民宿もいくつか見かけました。

ドラマ『最愛』のロケに使われた古民家もありました。

集落内にはお土産屋さんも多く、お店がある度に立ち止まってしまい、時間がたつのを忘れます。

さるぼぼなども売られていました。

白川郷のランチおすすめは? お食事処いろり

時間は11時前でしたが、早めにランチをとることにしました。

出かけたのは、お食事処いろり(マップ)。

かなりの人気店で、11時すぎには順番待ちの行列ができていました。

店内は、古民家の風情を残しながら、ゆったり落ち着いた雰囲気を醸し出している食事処です。

前日は、ざるそばと飛騨牛をいただいたので、この日のランチには朴葉味噌定食(税込1,520円)をいただくことに。

小鉢もいろいろ付いていて、にぎやかです。

ごはんのおかわりは自由。

白川郷特産の合掌豆腐も美味しかったです。

朴葉味噌は、七輪で温めていただきます。

香ばしい濃厚なお味噌で、美味しかったです。



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