家電のパッケージなどに、「電気代1時間あたり○○円」といった説明が書かれているものをよく見かけます。
しかし実際のところ、電力会社はエリアごとに分かれていて、料金体系も別々です。
そのため、同じ家電を使っていてもエリアによって電気代が異なります。
我が家は4人家族ですが、電気使用量は毎月200~270kWh程度。
そこで、この使用量での1kWhあたりの電気代を比較してみました。
合わせて、500Wの家電を1時間使用した際の電気代も載せました。
電力会社 料金プラン | 1kWh料金 | 500Wの家電 電気代(h) |
---|---|---|
北海道電力 従量電灯B | 30.26円 | 15.13円 |
東北電力 従量電灯B | 25.33円 | 12.67円 |
東京電力 従量電灯B | 26.48円 | 13.24円 |
北陸電力 従量電灯 | 21.73円 | 10.87円 |
中部電力 従量電灯B | 25.51円 | 12.76円 |
関西電力 従量電灯A | 25.71円 | 12.86円 |
中国電力 従量電灯A | 27.44円 | 13.72円 |
四国電力 従量電灯A | 26.99円 | 13.50円 |
九州電力 従量電灯B | 23.06円 | 11.53円 |
沖縄電力 従量電灯 | 28.49円 | 14.25円 |
上記の料金を元に、電力会社を電気代の高い順に並べてみます。
- 北海道電力(30.26円)
- 沖縄電力(28.49円)
- 中国電力(27.44円)
- 四国電力(26.99円)
- 東京電力(26.48円)
- 関西電力(25,71円)
- 中部電力(25,51円)
- 東北電力(25.33円)
- 九州電力(23.06円)
- 北陸電力(21,73円)
最も電気代が高いのは北海道電力。
反対に、最も電気代が安いのは北陸電力です。
両者を比較すると、約4割も電気代が違うのは驚きですね。
電気代は日本どこでもほぼ変わらないと思っていましたが、実際には、大きく違います。
目次
電力の販売エリア
電力の自由化により、住んでいるエリア外の電力を利用できる場合もあります。
電気代が高いエリアの人も、このサービスを利用すれば電気代を下げることができます。