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災害時に役立つサバイバル飯(サバ飯)を作った! 作り方は?

サバイバル飯は、電気やガスがない状態でも温かいごはんが食べられる方法です。

知っておくと、いざという時に役立つこと間違いなしです。


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サバイバル飯を作るのに必要なものは?

必要なものは以下のとおりです。

お米1合
空き缶2つ
牛乳パック3つ
カッター
ハサミ
軍手
アルミホイル
缶切り
これだけでホカホカのご飯が食べられるのです!

空き缶1つに米を入れる

まずは缶切りで、空き缶1つの上部分を切り落とします。

空き缶1つでお米1合が炊けます。

私はお米をこぼさず入れるのに、じょうごを使いました。

上記の空き缶にお米1合を入れ、水を入れます。

*1合の場合、水が缶の縁ぎりぎりまでくるので0.8合くらいでもいいかもしれません。

お米をしばらく水につけたままで置いておくと、さらにおいしくなります。

別の空き缶で簡易かまどを作る

もう1つの空き缶の下の部分に1.5cm✕3.0cmくらいの穴を2ヵ所、上部にも1.5cm✕3.0cmくらいの穴を2ヵ所、合計4ヵ所穴を開けます。

サインペンで大体の大きさを書いておいた方が切りやすいです。

線が汚いのは許してください。

実際にやってみると、1辺だけカッターで切れ目を入れ、あとはハサミで切る方法が一番簡単でした。

こんな感じに切りました。

切り方は汚いですが、これでも問題ありません。

牛乳パックを切って燃料にする

続いて、牛乳パック3つ分をすべて切っていきます。

適当な長さで構いませんが、5cm × 7~8mmくらいの大きさがちょうどいいと思います。

かまど代わりになる空き缶の上にお米を入れた空き缶を乗せ、アルミで覆います。

ここではコンロの上にフライパンを置き、その上でしました。

煙が多く出ると火災報知器が作動する危険性もあるので気をつけてください。

また、屋外で行う場合、風で倒れないように気をつけてください。

炊きあがりまで約20分

牛乳パックの小片はすぐに燃えるので、簡単に火がつきます。

※火をつける時、新聞紙を使わないでください。火の粉が飛び散りやすくなります。

牛乳パックの小片は、火力が弱くなる前に次のを入れるという感じで、なるべく同じ間隔(数秒から5秒間隔くらい)で入れるとうまくいきます。

お箸などを使って入れると、缶の中央辺りにうまく小片を入れることができます。

約10分くらいでクツクツと音がし始め、15分くらいで水が少しだけ吹き出すようになります。

その後は音がしなくなり静かになるので食べ頃です。

牛乳パック3つをすべて使い切り(気温が高い場合は牛乳パック3つを使い切る必要はありません)、空き缶を逆さに向けて蒸らします。

10分ほど蒸らしてからアルミを取ると、こんな感じに出来上がっていました。

普通にご飯が炊けていて、おいしいです。

うまく炊くコツは?(まとめ)

繰り返しになりますが、うまく炊くコツをまとめてみます。

◆お米はしばらく水につけておく(30分程度)。

◆紙パックの小片は、5cm x 7~8mmくらいに切る。

◆なるべく同じ間隔で少しずつ燃料の小片を入れる。(火力が弱くなる前に次の小片を入れる感じ)

◆お箸などを使って空き缶の口に入れると、小片を缶の中央辺りに入れられる。

◆出来上がったら缶をひっくり返してしばらく蒸らす。

キャンプなどで実際にサバイバル飯を作る人も増えてきているようです。

いざという時のために皆さんも一度は挑戦してみてください。



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