次々と縮小されるAmebaのサービス。
一体、何が起きているのか気になります。
大人のブカツ(bk2)が2017年に終了。問題点は?
大人のブカツ(bk2)が2017年12月4日に終了しました。
一大コミュニティだっただけに、多くの人たちに衝撃が走ったと思います。
サービス終了の具体的な理由が公式ページでは見当たらないため、ここからは推測の域になります。ご了承ください。
bk2から収益が生み出せなかった
理由の一つは間違いなくこれでしょう。
bk2にはメンバー数10000を超えるメガグループも多くありましたが、収益を生み出す構造がなかったと思われます。
私も長らくbk2の愛用者でしたが、サイト内で広告が表示されていたかどうかすら記憶にありません。
bk2に入る目的はメンバーとのコミュニケーションなので、サイト内でお金を落とそうという人が皆無だったと思います。
bk2では個人間のトラブルが絶えなかった?
Amebaの他のサービスでは利用規約がそれなりに厳格に適用され、自分の連絡先(メールアドレス、電話番号、LINEのIDなど)を教えること、オフ会などのリアルでの出会いを企画し募集するような行為なども禁じられていました。違反すれば運営側から警告文が送られ、それを無視するとアカウント停止になります。
一方、bk2ではLINEのIDを教え合うことや、オフ会のメンバー募集などすべてが解禁となりました。
そのため、出会い目的の人たちはAmebaサークルからbk2へ移りました。
それに比例して、bk2内での個人間のトラブルが急激に増えていったと思われます。
収益にならずトラブルばかり増えていく中で、運営側も早々にbk2閉鎖を決めたのではないでしょうか。
Amebaグルっぽが2019年に終了
Amebaグルッぽには、非常に多くのグループがありました。
このサービス終了のお知らせについても、多くの人たちに衝撃が走ったのではないでしょうか?
AmebaグルッぽではAmeba利用規約が厳格に適用されていました。
それゆえ安全性が高く、低年齢層の人たちにも愛されていたと思います。
個人トラブルもそれほど多くなかったとすると閉鎖の最大の理由は、収益を生み出すビジネスモデルを作れなかったことではないでしょうか。
コミュニティ運営をどう持続可能なものにしていくかは大きな課題ですね。
収益性という観点で見れば、次なる閉鎖予備軍はAmebaサークルかもしれません。
ただ、アメブロはそれなりに堅調と思われるため、Amebaサークルもしばらくは継続かもしれません。
PC版アメーバピグも2019年に終了。なぜ?
さらなる衝撃が走ったのは、PC版アメーバピグのサービス終了アナウンスです。
こちらは、2019年12月2日に閉鎖となることがすでに決まっています。
Amebaを代表するかのようなコミュニティ閉鎖に、これまた多くの人たちが驚いたのではないでしょうか?
アメーバピグを核として様々なゲーム、娯楽サービスを提供していただけにとても残念です。
パソコン時代の終焉?
PC版は終了となりましたが、スマホ版サービスは継続されるとのこと。
パソコン主体からスマホ主体へ時代が移り変わり、PC版ピグはその役割を終えたということでしょうか。
以前は、ガチャなどで大儲けをしていたような印象が強いピグでしたが、いまや収入源が激減し、維持コストをまかなえずにサービス終了が決まったのかもしれません。
Amebaサービスの代わりはBAND?
Amebaを利用していたメンバーはどこへ行ったのかが気になります。
私が入っていたbk2や、周りのメンバーの多くはBANDへ移行しました。
BANDはLINEグループのアプリのため、LINEアカウントでそのまま使うことができるメリットがあります。
また、LINEのようにID交換をしなくても、個人間の連絡が取り合えるとても便利なアプリです。

LINE BANDはSNS全体で見れば、まだかなり小さなコミュニティですが、今後急速に普及するような気はします。