事務の簡素化を図るために、EXCELによるフォーマットを作成しました。
簡易版ですので本格的な対応はできませんが、最低限の機能はついているため、事務の簡素化が図れると思います。
デバイス(パソコン)によってレイアウトの一部が崩れる場合があります。このフォーマットをベースに微調整をお願いします。
なお、この情報は2020年3月現在有効ですが、今後法令が変更になる場合があります。最新の法令をご確認ください。
支払調書簡易版の使い方
エクセル様式はこちらからダウンロードしてください。
1. エクセルの1行目に入力
ダウンロードしたエクセルの表を開きます。

最初に、1行目の3ヶ所(支払日など)に入力します。
入力内容は支払調書に反映されます。
なお、支払者は源泉徴収額を翌月10日までに税務署へ(金融機関等を通じて)納付することになっています。
2. 発注番号と契約額を入力

2ページ目の「No.」欄は空欄でも大丈夫です。発注番号などがある場合に利用してください。
「契約額」の欄に、相手と取り決めた金額を入力してください。
自動的に「支払金額」「源泉徴収税」「消費税」が計算され、支払調書へ反映されます。
※1円未満の端数処理については、必要に応じてカスタマイズしてください。
3. 支払いを行い、支払調書を発行する
仕事を依頼した相手には振込額と書かれた欄の金額を支払い、支払調書を渡します。

その際、「支払者」欄はもれなく記入します。支払者の「個人番号又は法人番号」は必須です。
「支払いを受ける者」の「個人番号又は法人番号」に関しては、「支払いを受ける者」へ交付する際には空欄にしておきます。
※支払者が支払調書を税務署へ提出する際には「支払いを受ける者」の「個人番号又は法人番号」記載は必須です。ただし、支払金額が5万円以下の場合は、税務署への支払調書提出は不要です。
個人番号の提出を依頼する際は「マイナンバー利用目的通知書」が必要!
仕事を依頼した相手へ個人番号の提出を依頼する際は、マイナンバー利用目的通知書を送ることが必要です。
これについても、ひな形を作りました。
文言を適宜変更し、ご利用ください。