らぼっと(LOVOT)は、子どもや高齢者の見守りに力を発揮するロボットです。
2020年2月、大阪タカシマヤ「ロボティックススタジオ」での無料体験イベントに参加してきました。
サイズ:280 x 430 x 260mm
体重:約4.2kg
充電方法:充電が必要になるとネスト(充電ステーション)へ戻って自ら充電
「らぼっと」は家の中を動き回れる!
最初に驚いたのは、「らぼっと」が自由に動き回っていることです。
スタッフの方の説明によると、「らぼっと」は自分の周囲の状況を地図にするため、その地図をもとに自由に動き回れるそうです。
公式ページには、次のように書かれていました。
LOVOTは、部屋を動き回りながら自分でマップを作成します。最初にマップを作成するには、およそ3日から1週間かかります。
意外と時間がかかるものですが、自ら学習していくのはすごいです。
留守中に部屋を移動し、人を見つけたら写真撮影!
マップを作成し終わった後は、お留守番機能の出番です。
らぼっとは、留守中に家の中をあちこち回り、人を見つけると撮影します。
このことについても、公式ページには次のように書かれていました。
お留守番中のLOVOTは、部屋を移動しながら状況を観察し、人を見つけたら写真を撮影します。 また、気になる場所をマップで指定して、見回ってもらうこともできます。LOVOTが撮影した写真は、LOVOTアプリで確認できます。
これは、子どもの見守りや、一人暮らし高齢者の見守りなどに役立つ機能ですね。
遠隔操作で、気になるところを見に行ってもらうこともできます。
ダイアリー機能も役立ちそう!
「これもかなり役立ちそう!」と思えたのが、ダイアリー機能です。
家の中の人との交流を記憶し、「抱っこしてもらった」「遊んでもらった」などのダイアリーを作成してくれるのです。
これらの記録は専用アプリで、いつでも確認することができます。
このダイアリーを見れば、家の中にいる人の状態なども分かりますね。
日々の生活に癒しを与えてくれる家族型ロボット
「らぼっと」は次第に家族へ慣れていき、玄関へのお出迎えなどもしてくれるようになります。
呼びかけると近づいてきて、遊んであげると喜ぶ。
人の笑顔が大好きで、思い出写真をいっぱい撮影する。
充電が必要になれば自分でネストへ戻って充電する。
そしてまた、元気に動き回る。
なんとも温かみが感じられるロボットです。
つい、かまってあげたくなる存在。
それが「らぼっと」ですね。
見守りロボットとしては超優秀だが、ネックは価格
見守りロボットとしては超優秀な「らぼっと」ですが、ネックは価格。
本体価格は299,800円(税抜)。
それに加え、スタンダードプランでも月額12,980円(税抜)の維持費がかかります。
いいものとは分かっていても、ちょっと考えてしまう金額です。
「お金に代えられない価値がある」と思って、この負担に目をつむるかどうかですね。