墓じまいで樹木葬に! 檀家を離れる離檀、お墓解体などの費用は?

「墓じまいをすることにした」と、突然父親から連絡がありました。

このようなことをブログ記事にしていいのか迷いましたが、お墓を何とかしたいと思いつつ一歩が踏み出せない方のためにも、備忘録的にまとめてみました。

家族、親戚との相談が何よりも大事!

お墓についての思いは人それぞれです。

何よりも大切なことは、家族や親戚と十分話し合うことです。

トラブルへ発展しないためにも、ここは時間をかけるべきところ。

お墓のことについては以前から私も父から相談を受けていましたが、樹木葬(※樹木葬については後ほど説明します)には私も賛成でした。

お墓を守ることは仮に私が行えたとしても、私の長男も次男も郷里から遠く離れた東京暮らしをしている以上、お墓のためだけに度々里帰りするのはどう考えても大変なことです。

残された者に負担をかけないためにも、墓じまいは私の父の代でなんとかしてほしいと思っていました。

樹木葬の費用は?

墓じまいをするにあたって、私たちが選んだ結論は樹木葬でした。

ウィキペディアによると、「樹木葬」は次のように説明されています。

樹木葬(じゅもくそう)は、墓石の代わりに樹木を墓標とする墓のこと。樹木墓地(じゅもくぼち)、樹林墓地(じゅりんぼち)とも呼ばれる。

父の説明によると、お寺の境内の専用区域に15年間は小さなお墓のような形で骨壷も含めて管理されるとのこと。

その間は、お寺へ通常の墓参りのように行って拝むことができます。

しかし、15年後にはそこから共同墓地のようなところへ移され、他の見知らぬ方たちと一緒に永代供養されるようになるとのことでした。

樹木葬の各種手続きについては地元の仏壇店が行ってくれるため、すべてお任せです。

ただし、骨壷だけは現存のお墓から自分で移す必要があります。

樹木葬にかかる費用は約110万円。

地域や骨壷の数などによっても金額が変わってくるようなので、樹木葬を行っておられる複数業者から資料を取り寄せ、十分検討される方がいいと思います。

当然ながら、業者選びはとても重要です。

離檀(檀家を離れること)はトラブルのないように!

樹木葬を行うことが決まったら、次はお寺との交渉です。

樹木葬にするということは、今まで付き合いがあったお寺との関係を切り、檀家をやめるということです。

これもまた、トラブルのもとになりやすいことです。

離檀によって檀家が減ることはお寺にとっては死活問題のため、住職さんも簡単に「はい、どうぞ」というわけにはいかないでしょう。

幸いにも、この点に関しては我が家の場合、スムースに事が運びました。

お性根抜き(墓の魂抜き)の法要も無事行うことができ、法要の費用として3万円をお渡ししました。

そして、「今までお世話になりました」と、離檀のために30万円をお渡ししました。

お寺によっては、離檀のために200万円くらい要求することもあるようなので、できればこの点についても住職さんと事前によく相談しておいた方が良さそうです。

改葬許可証を役所で受け取る

お墓を移すことが決まったら、現在の墓地がある自治体で「改葬許可証」を発行してもらう必要があります。

そのために「改葬許可申請書」を提出しなければなりませんが、私たちの地域では、墓のある町内会の区長さんから印をいただく必要がありました。

古くからの集落なので、この時点で区長さんや遠い親戚などから反対される可能性もありましたが、この点もすんなりクリアできました。

古くからの集落の場合、主だった人たちに今までお世話になりました、と手土産を持っていく必要があるかもしれません。

飛ぶ鳥跡を濁さずです。

その「改装許可証」をもってお墓の移転先の役所で「受入証明書」を発行してもらう必要がありますが、樹木葬の場合、この点に関しては業者がすべて行ってくれるので安心です。

お墓の撤去費用は?

これまた気になっていたのがお墓の撤去費用です。

お墓の大きさや、立地などによって金額がずいぶん変わってくると思いますが、我が家の場合、お墓2つを撤去していただくのに56万円くらいでした。

業者さんによると、墓石の処分については県外の専門業者に頼まないといけないため、かなり費用がかかるようです。

お墓の撤去費用については、地元の複数の石材店などに見積もり依頼をされたらいいと思います。

まとめ

上記のようにいろいろと費用がかさみ、樹木葬へ移行するために200万円もの費用がかかることになりました。

大変な出費ですが、どこかで思い切った選択をすることも必要ではないでしょうか。

また、今回のことを通じて、私がもし亡くなる時は「散骨」にしてもらおうと思うようになりました。

散骨とは、ウィキペディアによると次のように説明されています。

散骨(さんこつ)とは、一般には、故人の遺体を火葬した後の焼骨を粉末状にした後、海、空、山中等でそのまま撒く葬送方法をいう。

形あるものを残しておくと、それを誰かが管理しなくてはなりません。

残された者に負担をかけないためにも、没後のことをよく考えておく必要がありますね。


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